コンテナ建築コラム-コンテナと外装

コンテナ建築物の外装は、基本的に自由に加工出来ます。
住宅と同じサイディングを貼ったり、おしゃれなカフェ風に羽目板を貼ったり、全面開口の窓ガラスにも出来ます。
ただ、コストと納期の事を考えると、塗装仕上げが一番人気となっています。

その塗装色ですが、色は個人ごとで好みが異なります。
赤が好きとか、白が好きとか。
ただし、コンテナ建築物に使用する色については、少々の制限があるのです。
その理由はコンテナの素材にあります。
どうしても、赤がいいというお客様や、⿊でなければデザインとして成⽴しないというお客さまなどがいらっしゃいましたら、遠慮なくお申し付けください。
当社なりに精いっぱい検討した上でご提案させていただきますが、ただし、「⿊」についてはご注意ください。
特に住居に「⿊」を使用した場合など、夏は問題となるかもしれません。

一般的に「鉄」の特性の代表格を挙げるするならば、「熱伝導率」でしょうか。
この「熱」と「鉄」がコラボした場合について、特にコンテナ建築物における「熱」対策が重要なのです。
夏季におけるコンテナ表面温度は、実に60度にも及びます。
そのため、内部に断熱材を使用して、熱を遮断する訳ではありますが、それでも万全という訳ではありません。
その逆に、冬季のコンテナ表面温度は外気と同等程度に至ります。
「夏は暑く、冬は寒い」
そのような建築物に住みたいと考えるお客さまが、果たしてどの程度いるのでしょうか。
「夏は涼しく、冬は暖かい」
そのような建築物を提供する事が最も重要だと考えています。

当社の断熱技術は、これからのコンテナ建築には欠かせない最先端の特許技術です。
詳しくは、当社にお問い合わせ下さい。

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