面白いお店。

私は、「面白いお店」がいくつかあると、その街は面白いと感じます。
おしゃれなお店、個性のあるお店、素敵なお店、安心するお店、何某が美味しいお店、うんちく店長がいるお店...etc
それらを私は「面白いお店」と呼びます。
そのお店ひとつは、街という単位で見ると小さな点です。
ひとつひとつは小さな点でも、点と点を人が歩くと動線になり、線が交わると街という面になり、「面白い街」となります。
だから私は、街をデザインする気持ちで一つのお店をデザインしています。

繁盛店の条件。

東京で15年、仙台で2年、デザイナーとして様々な店舗内装をさせて頂きました。
居酒屋やカフェなどの飲食店内装、エステや美容室などのサロン内装、オフィス内装やインテリアコーディネート...etc
また仕事柄、話題のお店や何代も続く老舗などの繁盛店にも詳しくなります。

私の分析では、繁盛店はとてもシンプルな要素で構成されています。
「立地、商品力(接客)、デザイン」この3つがバランスよく揃えば、繁盛店が出来ます。
しかし、シンプルだからこそ難しいものです。
一見すると商売に不向きな立地でも、その地域に商品がマッチし、再訪したくなるような丁寧な接客と居心地の良い空間であればきっとそのお店は繁盛しています。

私の専門はデザインですが、時には物件探しからお付き合いする事もあります。
立地や客層などのマーケティングや、メニューやサービス内容にまで意見を求められる事もあります。
その分、自分のデザインしたお店がTVや雑誌に取り上げられた時は、お客様以上に嬉しいかもしれません。

経験と感性。

私が店舗デザインをする上で最も大切にしている事は「無駄の無いレイアウトと居心地の良い空間造り」です。シンプルですが、これもまた簡単ではありません。
無駄の無いレイアウトをするには、経験が必要です。居心地の良い空間を造るには、経験に加えて感性が必要です。

私も店舗内装経験数では中堅の域に入って来ましたので、様々なノウハウを持ち得ています。
東京で培ったものを東北で磨きをかけ、これからも「面白いお店」をつくっていきたいと思います。
小さな点が線になり、面になり、東北の街が面白くなる様にデザインの力で貢献したいと思います。

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