サロン内装について、ヘアサロン・エステサロン・ネイルサロンの3分類と内装の違い

店舗内装において、サロンは大きく3つに分けられます。
 1.美容院、美容室などの【ヘアサロン】
 2.リラクゼーション、マッサージ、脱毛などの【エステサロン】
 3.【ネイルサロン】
この3つは、同じサロン内装と言っても、設計のポイントから施工手順まで全て違います。
ただ、共通点もあります。サロンオーナー様は、感性豊かでおしゃれな方が多い様に感じます。
こんな店舗にしたいというイメージのまとめ方がバランス良くて、基本的にはそのセンスを尊重します。
せっかく自分の店舗を持つなら、思う存分自分好みにして欲しいと思っています。
理想のイメージを具体的な形にするのが、我々店舗デザイナーの仕事です。

1.【ヘアサロンの内装】

ヘアサロンの内装

ヘアサロンの設計で一番気を使うところは、水道設備です。
動線を考えてレイアウトするのは当然ですが、既存の給排水設備位置からなるべく無駄な配管工事が少なく済む様にシャンプー台、バックルームの水道設備、トイレの位置を決定します。

ところで、ヘアサロンのトータルプロデュースと言えば、タカラベルモントさんが最強です。
ユメシャンや美容室専用の給湯器まで取り扱うヘアサロンのスペシャリストであり、業界最大手さんです。
ですので、弊社に美容室の仕事依頼が来たら「タカラさんに全て任せた方が間違いないですよ」と必ず伝えます。
それでも、年に数件だけ美容室の仕事を引き受ける事があります。
ユメシャンはタカラさんから購入するけど、シャンプー台が1台だからタカラさんの給湯器購入まで考えていないとか内装工事までタカラさんにお願い出来る予算がないという個人店様です。
タカラさんとは競合したくないので、積極的に仕事は請けていませんが、お困り事があればご相談下さい。

2.【エステサロンの内装】

エステサロンの内装

全国50店舗以上ある脱毛エステサロンの内装を任されていた時期があるので、エステサロンの内装は得意です。

他のサロンと違って照明の照度を落とせるので、コンセプトに合わせて雰囲気も作りやすいです。
エステサロンの設計で一番気を使うところは、間仕切り壁です。
施術に最適なベットから壁までの距離、受付と待合いの距離感、バックルームまでの導線、空気が循環する壁の高さ…etc
間仕切り壁の位置と高さに、様々なノウハウを詰め込みます。

東京に比べれば、まだまだ宮城県のエステサロン数は少ない様に感じます。
これから宮城県内で、こだわりのエステ空間を造りたい方は、是非ご相談下さい。

3.【ネイルサロンの内装】

ネイルサロンの内装

ネイルサロンの場合は、保健所の営業許可が必要ありませんので、自宅でも開業出来ます。
部屋の模様替えの様に、好きな家具を置き、好きな照明を付けて、好きなグラフィックを飾る。
ネイルテーブルや椅子は、特注だと無駄に高くつくので、センスの良い既製品を探す。
こんな感じで、物件次第では業者を入れなくてもDIYで開業出来ます。

それでも、DIYではどうしようも出来ない物件が多々あります。
例えば、バックルームとトイレが無い物件なら、間仕切り壁とトイレの設置工事をする。
床と壁と天井がイメージと違う場合は、クロスの貼り替えや塗装などの、表装工事をする。
レイアウトに応じて、照明、エアコン、換気扇の位置を調整する、電気工事する。
飾り棚や受付カウンターだけは、間取りに合わせた寸法で特注する…etc

ネイルサロンの内装工事でお困りの方は、是非ご相談下さい。

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